住宅ローン控除申告にはマイナンバーカード等の提出が必須【令和6年にマイホームを購入される方】
住宅ローン控除は、住宅ローンを利用して自宅を新築、取得、増改築した場合に、所得税の減税を受ける制度です。マイホームを手に入れた方々にとって重要なポイントですね。
この住宅ローン控除ですが控除を受ける方は令和6年から流れが変更になりますので要注意です。
住宅ローン控除の適用要件
住宅ローン控除を受けるためには、以下の要件を満たす必要があります。
1. 住宅ローンを利用
– マイホームの購入や増改築に住宅ローンを利用していることが条件です。
2. 居住用不動産
– 住宅ローンで購入した不動産が自己の居住用であることが必要です。
3. 所得制限
– 所得税の課税対象所得が一定額以下であることが条件です。
確定申告の手続き
住宅ローン控除を受けるためには、確定申告が必要です。手続きは以下の通りです。
1. マイナンバーカードを活用
– マイナンバーカードを持っている方は、e-Taxを利用して簡単に申告できます。
– 住宅ローン控除の証明書データは、毎年10月頃に税務署から送付されます。
2. 期限
– 住宅を取得し居住した翌年の1月から確定申告の期限の3月15日までに手続きを完了させましょう。
令和6年からの変更点
令和6年から住宅ローン控除の申請の流れに変更がありました。
以前は借入金融機関から住宅ローン年末残高証明が届いていましたが、現在はマイナンバーを通じて銀行から残高を「確認」する形となりました。
つまり、住宅ローン控除申告にはマイナンバーカード等の提出が必須となります。
まだマイナンバーを取得していない方は申請頂き、マイナンバーカードを活用して確定申告をスムーズに行いましょう!